会長あいさつ

高知化学会 第8代会長
藤山 亮治
FUJIYAMA, Ryoji
高知大学理学部・教授

 会員の皆様には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。日頃より高知化学会の事業活動にご協力を賜り深く感謝致しております。
この度,高知化学会会長に就任いたしました。微力でありますので,ご支援をお願い申し上げます。
  規約にありますように,本会は高知県における化学教育と化学系産業の進歩発展に寄与し,会員の向上ならびに会員相互の親睦をはかるために設立された会で,昭和60年8月に発足しております。歴代の会長は発足当初より,会員として,事務局のメンバーとして活躍されてきましたし,会長退任後も本会を支えて頂いております。発足当初より参加されている会員は,事務局メンバーを含め少数になっており,私の世代が最後になっておりますので,これまでの活動の印象とお願いを述べさせて頂きます。
  発足年に第1回有機化学談話会が開催され,毎年開催の総会と研究会は昭和61年8月に開始されています。総会と研究会は,会員の皆様の話題提供の場として,また親睦の場として,実施しておりますので,時間の許す限りご参加いただければ幸いです。また,会員の皆さまへの行事のお知らせ,会員の皆さまの活動の情報・広報などを掲載しています会報も昭和61年から年2回,発行してきております。発足当時にはネットでの連絡はまったく想像さえされず郵送のみでの連絡でありましたが,現在はタイムリーな情報をお知らせできるホームページ(http://kochi-chem.com/index.html)を利用できるようになっております。ご覧頂いていない方は一度見て頂ければと思います。この他にも,姿をかえた様々な交流事業を実施してきており,どちらかと言えば,化学教育の振興を目的とした活動(高知化学会賞,受賞記念講演会,出張講義など)は定着してきております。しかしながら,発足のもう1つの目的である県内化学産業発展への貢献につきましては,継続的な十分な活動を実施されたとは言えないのが現状だと思います。地域の活性化が日本の重要な課題になっております。そのためには人材の定着と育成が必須であります。この点に関して,産業部会の会員皆様や県内企業に勤める卒業生との連携をさらに深めて,地域活性化に向けた活動を進めていければと考えております。会員皆様のご意見,ご協力,ご支援をお願い申し上げます。

(高知化学会第56号会報 巻頭言より)